皆さんは、ゴルフクラブのグリップ交換は、どうしていますか？
私は、グリップ交換を自分で、DIY交換しています。
交換の頻度は、年に１回交換すれば良いほうですが、気が向くグリップ交換をしています。
自分でグリップ交換するのは、とても簡単ですし、費用も材料代だけで済みます。
では、ゴルフクラブのグリップ交換の手順を紹介します。
ゴルフクラブのグリップ交換の手順は、
- 古いグリップをシャフトから外す
- 古いテープをシャフトから剥がす
- シャフトの汚れを落とす
- 新たにテープと巻く
- テープの皮を取り、粘着面に溶液をたっぷり吹き付ける
- 新しいグリップを装着する
- グリップの位置を整える
では、順を追って説明します。
必要材料を準備
必要な材料、工具は、
- 新しいグリップ
- グリップ専用のテープ
- 溶液
- 専用カッター（一般的なカッターは✖）
- 養生材、クリーニング用のウエス等
１．古いグリップをシャフトから外す
専用のカッターを使い、古いシャフトを裂くように切り開きます。
その際、専用のカッターを必ず使用してください。
一般のカッターですとシャフトを傷つけてしまう可能性があるので専用カッターを用意します。
古いグリップを外すと白いテープが出てきます。
２．古いテープをシャフトから剥がす
上野写真の白いテープを剥がします。
剥がす際にも、シャフトを傷つけないようにカッター等は使用しないで下さい。
手で剥くように剥がします。
結構簡単に剥がれます。
手で剥がれないテープは、溶液を吹いて、ウエスなどで拭けば、簡単に剥がれます。
３．シャフトの汚れを落とす
古いグリップとテープを剥がした状態です。
見事に、シャフトだけになりました。
この時に、シャフトの錆や、損傷をチャックしましょう！
４．新しいテープをシャフトに巻く
テープの巻き方は、直線に貼るか、螺旋状に巻き付ける方法があります。
私は、直線で貼ります。
また、テープ巻く層によって、グリップの仕上がりの太さを変えることが出来ます。
一般的に、グリップが細ければ、飛距離性が高まり
グリップを太くすると、操作性が向上するといわれています。
写真では、アイアンのグリップ交換で、少し太めにしたかったので、テープを２層程度巻きました。
テープをシャフトに巻く際、必ず、シャフトの上部穴は１層巻いて塞ぎましょう。
全部新しいテープが巻き終わりました。
５．テープの皮を取り、粘着面に溶液をたっぷり吹き付ける
専用のテープは両面テープなので、紙の保護皮を取り溶液をたっぷり吹き付けます。
専用の溶液は、スプレーになっているので、周りも養生を施して行うことをお勧めします。
ちなみに、私は、玄関先の外で行っています。
溶液をたっぷり吹き付ける理由は、グリップを装着する際、簡単に挿入できるからです。
溶液を節約すると、グリップを挿入途中で粘着力によって、ちゃんと装着できなくなる可能性もあるし、仕上がりに影響するので、溶液は、たっぷり吹き付けることをお勧めします。
５．新しいグリップを装着する
溶液を吹き付けたら、すぐにグリップを装着しましょう。
また、しっかり奥まで、挿入してください。
６．グリップの位置を整える
グリップをちゃんと奥まで、挿入出来たら、まだ、グリップが溶液が乾く前に向きや、位置を整えます。
溶液が、乾き始めると、グリップの位置を整えるのが困難になるので、素早く整えましょう。
グリップの位置が整ったら、余分に出てきた溶液や、汚れを落としましょう。
これで完成です。
グリップ交換してすぐに、使用はしないで下さい。
１日は、硬化するまで、放置してください。
まとめ
いかがでしたか？
とても簡単ですよ！
では、手順をおさらいします。
- 古いグリップをシャフトから外す
- 古いテープをシャフトから剥がす
- シャフトの汚れを落とす
- 新たにテープと巻く
- テープの皮を取り、粘着面に溶液をたっぷり吹き付ける
- 新しいグリップを装着する
- グリップの位置を整える
私が使用した道具を紹介します。
グリップ
Golf Prideツアーベルベット・ラバー
グロップ交換道具キット
グリップ交換専用カッター
いかがでしたか？
ゴルフショップでグリップ交換をすると１本５００円程度かかります。
自分で交換すると、溶液や、テープ等の費用は掛かりますが、それでも安上がりです。
ゴルフショップでグリップ交換をするのも良いですが、自分でグリップ交換をすると愛用のゴルフクラブがより愛着がわきますよね。
ぜひ、挑戦してみてください。