
約10年間住んでいた、オーストラリアに、この夏、10年ぶりに渡豪した。
ここメルボルンは、オーストラリアの中でもヨーロッパのような風景が美しい都市です。市内にはトラムが碁盤の目のように走り、とても活気ある都市です。
そんな、メルボルン市内を旅行者の目線で、メルボルン観光に役立つ、オーストラリア入国に関しての情報からメルボルン交通事情を紹介します。
オーストラリアへの入国ビザ
オーストラリアの空港での入国には、基本ビザが必要ですが、ビザ無しでの入国には、ETASの申請が必要です。
ETASの申請は、基本インターネットで申請ができます。
インターネットでは、ビザ申請のためのエージェントサイトでも申請できますが、オーストラリア移民局のホームページでも申請できます。
EATSの申請料は、エージェントによってまちまちです。
オーストラリア移民局のホームページからの申請ですと、申請料A$20です。
EATSの申請が完了すると、ナンバーが発行されますので、記録しとくと良いでしょう。
オーストラリア入国
1.オーストラリアへの入国の際、入国カードの記入が必要です。
入国カードは、向かう飛行機の機内でもらえますので、入国前に記入しとくと入国がスムーズに行えます。
2.入国審査
入国審査は、e-パスポートを持っていれば、スマートゲートからの入国が可能です。
スマートゲートが不安な方は、以前のような、入国審査カウンターで、審査官に審査してもらうこともできます。
3.荷物のピックアップ
4.税関・検疫検査
オーストラリアは、固有の生態系があり、検疫検査も特に食品、動植物の持ち込みについて厳しいく取り締まっていますので、もし日本食などを持込もうと思っているのであれば、渡航前に持ち込み可能な製品を調べておくと良いでしょう。
また、日本食材は、多少は現地の日本食品店やチャイニーズグロッセリー、現地スーパーでも購入できます。
メルボルン空港から市内のホテルまでの移動は?
メルボルンには、2つ空港が存在します。
メインの空港で国際線とほとんどの国内線で利用されているのが、
メルボルン国際空港(タラマリン空港)
です。
ここでは、メルボルン国際空港(タラマリン空港)からの情報を紹介します。
日本から、パッケージツアーに参加していれば、到着ロビーに出迎えがあり、ホテルまで、送迎してくれます。
セルフでの場合は、空港から市内ホテルまで、個人で向かいます。
主な交通手段としては、
- シャトルバス
- タクシー
- レンタカー
シャトルバス
空港から市内サザンクロス駅まで Skybusというシャトルバスが運行しています。
サザンクロス駅からホテルまでは、タクシー、トラムで向かいます。
チケットは空港のSkybus受付カウンターで購入できます。(運賃A$19.5/
人)
空港からサザンクロス駅までの所要時間は約20分。
ただし、朝夕方の時間帯は、市内は大変渋滞しますので、30分以上かかることもあります。
タクシー
タクシーは、直接目的地に向かってもらえるので便利ですが、費用が高くなります。
空港から、シドニー市内まで、A$50~60程度かかります。
運賃の他に空港利用料、チップがかかります。
所用時間は、20~30分ほどです。
もし、3人以上であれば、シャトルバスの費用とさほど変わらないので、タクシーですと直接ホテルまで送迎してもらえますから、便利でお勧めです。
タクシーは、空港到着ロビー建物から出た、Taxi乗り場から乗車できます。
レンタカー
滞在中、自由に動き回りたいのであれば、レンタカーは便利です。
レンタカーを借りるためには、国際免許証、日本の運転免許証の両方が必要です。
また、身分証明、デポジットを預けるためにクレジットカードが必要です。
車は空港の建物を出ると、道を挟んで駐車場が有ります。
駐車場の1階に各レンタカー会社のカウンターが有りますので、そこで受付して借りることが出来ます。
オーストラリアは、日本と同じで、左側通行なので、比較的運転しやすいです。
ただし、日本とは、交通ルールが異なりますので、運転をするのであれば、注意してください。
最近のレンタカーは、スマートホンのグーグルマップで、ナビ機能が使えるので便利ですが、日本語表示ですと、音声案内が使えませんでした。
スマートホンの言語をオーストラリアに変換したら英語ですが音声案内が有効になりました。
現地でレンタカーを借りることお検討しているのであれば、ある程度の英語力はひつようですね。
空港のレンタカーカウンターでも、日本語は通じませんし、道中にもしトラブルが発生したら、英語での対応となりますので注意してください。
また、メルボルン滞在中で市内でほとんど観光を考えているのであれば、市内は、渋滞しますし、駐車場を探すのに結構大変ですので、レンタカーはお勧めしません。
メルボルン滞在中の移動はトラムが便利!

メルボルン滞在中の市内での移動は、トラムが圧倒的に便利です。
トラムは、市内とその周辺を碁盤の目のように運航しています。
また、メルボルン市内には、FreeTramZoneが設けてあり、その中でトラムを乗り降りするのは、基本無料です。

このFreeTramZoneの外側までの利用には、運賃が必要になります。
Mykiカード
トラムをFreeTramZone の外側でも利用するのであれば、Mykiカード(日本のSuicaやPasmoのようなプリペードカード)を利用するのが便利です。
このMykiカードは、市内のコンビニやニュースエージェンシーで購入・チャージできます。
また、駅のMykiカードの窓口でも購入・チャージできます。
カード購入にA$6、最低チャージはA$10からできます。
まとめ
メルボルン市内は歩いて観光することもできますが、トラムを利用しても楽に周ることが出来ます。また、最近のオーストラリアはキャッシュレス化が進み、公共の交通機関を利用するにしても、Mykiカードのようなプリペードカードが主流になっています。
また、その他レストランやスーパーでの買い物の支払いも、日本とは比べ物にならないくらいキャッシュレス化が進んでいます。
オーストラリアでは、色々な都市でインフラ整備が進んでいますので、頻繁に交通事情等が変わります。
オーストラリアに渡航を計画しているのであれば、渡航前に最新の情報を調べておくことをお勧めします。