私がオーストラリアに約9年間生活していた頃の様子を書きたいと思います。
オーストラリアの気候
オーストラリアはもう皆さんはご存知だと思いますが、地球の南半球に位置し、日本とは季節が逆で日日本の暑い夏の季節にオーストラリアでは、寒い冬で、日本が寒い冬の季節に、オーストラリアは夏を迎えます。
ですので、オーストラリアのクリスマスシーズンは、まさに真夏で、サンタクロースは、短パンTシャツ姿が一般的です。
クリスマスから、1月一杯は、ホリデーシーズンで、オーストラリアの人たちは、交代で、約2週間程度のホリデー休暇を取ります。
このころの、郊外のホリデーパークは、長期滞在者が多く、自宅から、冷蔵庫やテレビを持参して、郊外で休暇を過ごす家族も少なくありません。
シドニー移住を実行
20代で勤めていた会社の先輩と一緒にオーストラリアへワーキングホリデーで渡航したことがきっかけで、日本に戻ってからも、しばしばオーストラリアへ旅行に行ってました。
ワーキングホリデーから帰国後、勤めていた、商社の倒産をきっかけに、約1年の準備期間を経て、妻と2人で学生ビザで渡航をしました。との当時、私は、学生だったので、毎日学校へ通い、妻は当時のオーストラリア学生ビザは、家族の労働が認められていたため、シドニーシティーで仕事を見つけ、オーストラリアライフがスタート。
その後、ビジネスビザのスポンサーを見つけ、ビジネスビザに切り替え、私が働き、妻が現地の大学に通い始めました。
そして、永住権の申請を行い、無事永住権を取得。
オーストラリアでの子育て
オーストラリアに移住し2年目(2000年)シドニーオリンピック開催した年に長男を授かり、オーストラリアでの子育てがスタート。
オーストラリアは、子供や弱者への人権が守られていて、小学生以下の子供を置いて、外出は、虐待行為となります。
そのため、どうしても、子供を置いて外出しなければならない時などは、家族や、知人に子供を預け、外出します。
また、チャイルドケア(保育園のような施設)があり、地域やその家庭によって違いますが、週に2日から5日子供を預ける家庭も多いです。
ゴールドコーストでは、子供たちを遊ばせるためにチャイルドケアに子供を預けることも多いですね。
ゴールドコーストの夏は非常に暑いので、夏場の昼間に公園で子供が遊んでる姿をあまり見かけません。平日の昼間は、チャイルドケアか、インドアプレイルームで遊ばせていますね。
オーストラリアの福祉
オーストラリアでは、福祉が充実しています。例えば、失業保険は、失業した理由を問わず、支給されますし、需給期間も無制限です。なので、失業保険だけで生活している人もいますね。
また、メディケア(健康保険)も基本税金に含まれていて、オーストラリア人、永住権取得者は、メディケアカードを支給されます。
医療費もパブリック病院であれば、非常に安く受診できます。
ただ、救急車は有料で、また、プライベートの病院も医療費は高いです。
そのため、救急車や、プライベート病院の医療費を補うため、メディケアカードのほかにプライベートの健康保険に加入している人も多いです。
オーストラリアの物価
私がワーキングホリデーで1年間生活していた頃(1990年代前半)は、まだ、景気が不安定なころで、車も古めな車が目立っていました。
私のイメージでは、アメリカのLove&Peaceの頃の時代にタイムスリップした印象でした。(偏見ですかね!)
その後、1990年後半~2000年後半頃まで、オーストラリアの永住権を取得し、生活していた頃は、バブル景気で、不動産も見る見る高騰し、私が生活していた、シドニーのノウザンビーチーズで、約10年で3倍以上、観光都市で有名なゴールドコーストでも、3倍以上の高騰しました。
シドニーでは、今や東京より物価は高いですし、金利や税金が高いので、生活するのもお金が必要ですね。
なので、富裕層は、どんどん投資をし資産をますます増やしています。
町で走っている車も依然と比べ、新しく綺麗な車が多くなりました。
オーストラリアで生活してみて
治安としては、今の日本と安全面は変わらないと思いますね。男性であれば、よる外を歩いていても怖くはありません。
飲みに行った帰りも、一人でバスやタクシーに乗っても大丈夫だと思います。私はトラブルの経験はありませんでした。
オーストラリアは、日本と比べ、民主的です。決まり事でも、主張次第で自分の意見が通ることのあります。
日本人はあまり主張が強くありませんが、オーストラリアの人は、基本主張が強いです。
なので、対等に付き合うためには、自分の意見をはっきり持ち主張していく必要がありますね。
結構パワーが必要です。これは、海外だとある意味当然なことだと思いますが、日本人は外国の人に比べると主張が弱い傾向があるので、海外に移住するなら、しっかり自分の意見を伝えられるスキルを磨くことは大切なスキルだと思います。